注目のアメリカ大統領選挙はトランプ氏に軍配。ここには、Brexitや東京都知事選と共通する要因があるのではないでしょうか?

20161109-001
※2016/11/09(水)WBSより引用。

 世界が注目したアメリカの大統領選挙。クリントンvsトランプの一騎打ちは、トランプ候補に軍配が上がりました。過激な発言を繰り返し、セクハラ問題などのスキャンダルを抱えながらも勝利に至った背景には、そんな瑣末な問題を気にしない現代ならではの考え方によるものではないだろうか?そして世間の思惑とは違った結果というのは何も今回だけに限ったことではありません。そこには共通点があるような気がするのは、私の考えすぎなのでしょうか。

スポンサーリンク

綺麗事では済まされない、現代のホンネがそこにあるのでは?

 今回のアメリカ大統領選挙の結果を受けて、私が連想した大勢の思惑に反した出来事とはズバリ、Brexitと東京都知事選です。Brexitの時には実際にEUから離脱したらみんなが困るから抜けないだろう、東京都知事選の時は自民党のお偉いさんがみんなして反対してるから小池氏は当選しないだろう、という流れがありました。しかしよくよく考えてみると、ここで言うみんなの望む結果は、当の本人たちを犠牲にするということではないでしょうか?アメリカの大統領選挙もそうです。トランプ氏が当選して困るのは誰でしょうか?私は既得権益や既に地位や権力を掴み、順風満帆な人生を歩んでいる人たちみんながトランプ大統領というリスク(不確実性)を嫌がっただけではないでしょうか。

 今のシステムで困らないのは富裕層の人たちであって、貧困層からすればトランプ大統領というのはリスクにはなりえないのです。格差の広がりが、これまでの安定(しているように見える)システムの破壊を望む人をもたらしたのではないでしょうか。BrexitはEUに支えられる富裕層や既得権益者、東京都知事選は税金を吸い上げる既得権益者、アメリカ大統領選は今のアメリカのシステムを構築した富裕層や既得権益者にとっては非常に不愉快な結果になったことでしょう。今までは中間層の人たちが「みんな」の意見によっていたので、「みんな」の望む結果になっていたのではないでしょうか。ところが格差が進み中間層の票が無くなった結果、「みんな」の望む方向には進まず、一連の結果をもたらしていると推測できます。

 この後日本でも解散総選挙の噂がありますが、今の日本にはどれだけの中間層がいるのでしょうか?格差が広がる現代社会においては、もう自民党のやり方は通用しないところに来ているのかもしれません。そうなってくると政権交代が今回に限らず、近い将来起こるとすれば、日本の株式市場にはトランプ候補の勝利より大きな下げが来るのかもしれません。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。

CAPTCHA